アラサー女子のバリ旅行*ウルワツ寺院でのケチャ観賞のふりかえり
バリ2日目の夜はおまちかねのケチャ!!
ウルワツ寺院かタナロット寺院かどっちで見るか迷ったところ、インド洋に沈む夕日をバックにケチャが楽しめるウルワツ寺院を選択。 ウルワツ寺院で大正解!!タナロットでも見たわけじゃありませんが(笑)
もうね、ケチャはいいし夕日もありで、ロケーション最高でした!! 今回は、ウルワツ寺院でのケチャ観賞をふりかっていきたいと思います。
1.ケチャとは?
バリ舞踊の1つで、ラマ王子とシータ王妃の愛の物語。
何十人もの男たちによる合唱をベースに舞踊が行われ、「チャ!チャ!チャ!チャ!」の発声が多く登場します。 インドネシアではkを発音しないらしく、「ケチャ(KECAK)」と書いて「チャ(CAK)」と詠むそうです。 気を付けてください。シータ王妃の相手はパズーではありません!この時ばかりはラピュタを忘れておきましょう。
2.ケチャのストーリー
ある程度事前に知っている方がわかりやすいので簡単に説明するとこんな感じ。
①ラマ王子とシータ姫のラブラブ生活。
②ラマ王子が狩りに出かけた隙に、魔王ラワナがシータ姫を連れ去る。
③ラマ王子に頼まれ、白猿の将軍・ハノマンがシータ姫探しに出かけ、見つけ、戦う。
④ラマ王子軍団と魔王ラワナ軍団の戦い。 大混戦のなか、ラマ王子の矢が魔王ラワナの息子にあたり、戦が終了。シータ姫は無事救い出され、めでたしめでたし。
会場では日本語で書かれたストーリーを紙でもらうことができるので安心です!
3.観賞チケットの手配
今回はお昼にいったウブド観光も含め、タビナカでツアーを申し込んだのでガイドさんが手配してくれました。 人も多いし駐車場もいっぱいだしで、ガイドさんに任せて正解でしたよ。
【参考】タビナカHP/ウブド大満喫ツアー
4.ウルワツ寺院でのケチャ鑑賞
①ロケーションが最高
何度でもいいます。 ロケーションが最高です!! 舞踊の前は、男たちに聖水がかけられ、お清めの儀式が行われます。 上半身が裸の男性陣による「チャ!」の叫び声でスタートします。 夕日が沈んだ頃にはこのロケーション!! 素晴らしい舞台でした。
②白猿の将軍・ハノマンが超人気!
ケチャはラマ王子とシータ姫の愛の物語。 身体が人間・頭は鳥の生き物はヒンドゥーの神「ガルーダ」、悪の化身として描かれる「シカ」、王のために活躍する「猿」と、ヒンドゥー教の考えに基づいた生き物たちが登場します。 なかでも猿の活躍は凄まじく、圧倒的な人気者でした。 この猿の将軍・ハノマンの身体能力がめちゃ高い!! 会場を駆け回り、障害物を飛び越え、火の海を渡る…といったアクションをハダシでやるんですよ!(笑) ハノマン見てるだけで飽きませんでした(笑)
5.その他
①席について
自由席です!階段状になっており、段差も大きいので前の人がよほど座高高くない限り見やすいステージになっています。 開演の1時間ほど前に会場入りしたところ、6段目辺りに空きを見つけたので階段席で座ることができました。
階段席がいっぱいになると、地べたに座ることになります。1時間以上も硬い地べたに座るのは疲れると思うので早めの会場入り&階段席ゲットをおすすめします。
②持ち物について
会場の外には野生の猿がいるので小物はバッグに入れることをおすすめします。ケータイやカメラなんかも要注意です。 気性は荒く、気づかないうちに近くにいてた、なんてこともあるので十分気をつけましょう。
③退場時について
大混雑が予想されたので、「もう終わるな」という頃に席を立ちました。 人の多さに躊躇せず、うまく踏み場を見つけて脱出しましょう。それでも会場付近を離れるまでに少し時間がかかりました。
今回はケチャのあとにレストランでの夕食を控えていたので早々に立ち去りましたが、時間がある場合にはキャストと写真を撮って楽しむのもよいかと思います。 チャッチャチャッチャというてるだけなんですが、ロケーションと歴史の成せる業でしょうか、面白いしクセになりました(笑)
バリに行ったらぜひ観に行ってみてください。それではみなさん、ごきげんよう。 。