アート初心者がいく*瀬戸内国際芸術祭を楽しむポイント
2019年。3年ぶりに瀬戸内国際芸術祭の開催される年がやってきました!
わたしは2013年に2回芸術祭に行き、合計で島は5島、高松港と宇野港も楽しむことができました。芸術祭に行くまで、わたしはアートに触れたことがありませんでした。芸術って何やねん!?と思いながらも、行ってみれば面白く楽しい旅行となりました。アートに抵抗がある方も気負わずにいける手助けになれば幸いです。
今回は2回を総括して、芸術祭をより楽しむためのポイントをまとめたいと思います。
ポイント1.瀬戸内国際芸術祭を知ろう!
ポイント2.島にいこう!(男木島・豊島をご紹介)
ポイント3.交通手段を使いこなそう!
ポイント1.瀬戸内国際芸術祭を知ろう!
瀬戸内国際芸術祭は、3年に1度、瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に開催される現代アートの祭典です。
12の島:
【東側】直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島
【西側】沙弥島、本島、高見島、粟島、伊吹島
始まったのは2010年、「海の復権」をテーマに開催されてきました。総合ディレクターは大地の芸術祭と同じ北川フラム氏。
1番の有名どころ直島を中心に、美術館や建物などの建築物や大小様々なアート作品が配置されています。
常設作品には、有名なアーティストや建築家のものが多いです。これがかの有名な草間彌生さんのカボチャか!!とそれだけで高揚しました。
情報収集はまずは公式HPです。
この他、情報雑誌でどこに行こうか目星をつけていきます。わたしは美術手帖を参考によんでいました。
ポイント2.島にいこう!
わたしが1番よかった島は男木島です!!
不思議なお面を被った民族衣装の人がお出迎え。
港にある建築物「男木島の魂」が見とれるほどにキレイでした!
階段や坂道を上がるのがきつかったものの、あちこちにかわいいものが点在しており、「こんなトコにこんなのあるよ!」と発見しながらいく町歩きが楽しかった!
常に見える海も、「島に来たんやなぁ」とトリップ感を感じることができます。
そんな島の雰囲気と、作品も好みなモノが多かったのが嬉しかったです。
作品は、繊細で細かいものを集合させたものが多いように感じました。
アートってよくわからないけど、なんとなく見ていてきれいなもの、かわいらしいと思えるものが好き!って人にピッタリな島です。町歩き好きな人にも良いと思います。
2番手は豊島!!
豊島は島全体を自転車でめぐる旅になりました。サイクリングそのものが楽しかった…!なんていうと元も子もないですが、豊島美術館がまぁ素晴らしく居心地よかったです!!
内部は撮影禁止なので手前で撮った写真です。
どこからともなく水が湧いてくるのが不思議で、水が結合して大きくなったり小さく分分裂したりをずっと見ていました。音も心地よく、床に寝そべってただただ水の動きに耳を澄ませる時間もありました。 まさに水の不思議体感施設でした。
このほか、ゴールいっぱいの「勝者はいないーマルチバスケットボール」や心臓音を集めた「心臓音のアーカイブ」が印象的な島でした。
心臓音のアーカイブはちょっとばかし怖かったです。お金を払うと自分の心臓音を記録することができ、「ここに残してきたぜ!」という友達の心臓音をチェックしてきました(笑)
町歩きよりはスケールが大きく、自転車で島を回るというアクティビティも含めて身体全体で楽しみたい!という人に良い島と思います。
ポイント3.交通手段を使いこなそう!
1つの島の場合はもちろん、2つ以上の島を回る場合にはより一層交通手段の下調べが重要です。
島々の高速船の時刻表は、芸術祭のHPにまとめられているのでこちらをチェックしましょう。
島の往復ルートだけでなく、島内をどのように回るか考えることも大事です。
島内のアクセスは、島の規模によってまちまちですが、直島・豊島はレンタカーもしくはレンタサイクル、小豆島はレンタカーかバス、その他の島は徒歩といった具合になります。
直島はバスもありますが、メインの1つ・地中美術館は人気もあり、プラン通りに入館できると限らないため、自由に行動できる交通手段がおすすめです。
なお、地中美術館は2018年よりオンラインチケットによる事前予約を推奨しており、オンラインチケットが完売している場合は整理券を発行しない、とのことです。
地中美術館 オンラインチケット販売開始のお知らせ | ニュース | ベネッセアートサイト直島
施設の開館状況やチケットの入手方法についても要チェックしましょう!!
今年は6年ぶりに瀬戸内国際芸術祭にいきたいと考えています。個人的には犬島にはぜひ行きたいところ…!!それと、男木島か豊島にもいきたいなぁ。直島なら芸術祭開催期間じゃないときに行こうかな、西側の島も気になるなぁ、と頭のなかでプランを組み立てているところです。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。アートがわからなくても、行ってみると楽しい!それだけで十分じゃないか。それではみなさん、ごきげんよう。