Nekohana Blog

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アラサー女子のNY一人旅*役に立ったアプリやアイテムをまとめました

2020年1月、3泊6日という短期間でのNY1人旅に行ってきました。個人手配の旅行なので頼れるのは自分だけ。念入りに事前に調べたり準備したりでNYを存分に堪能しました。今回はそんなNY旅行で役に立ったアプリやアイテムをまとめたいと思います。

1.圧倒的なクレカ社会

日本でもカードやアプリを使ったキャッシュレス決済が普及しつつありますが、アメリカは圧倒的にクレジットカード決済が進んでいました。

「じゃあ現金はいくら持っていったらいいの?」って話で。

いくら持っていったらいいよと断言はできませんが、参考までにお話しすると今回の3泊旅行の1人旅で用意したのは75ドル、使ったのは70ドルでした。

金額内訳は、メトロカードで33ドル、ラーメン屋で24ドル、その他13ドル。初めに使ったのはメトロカード購入時。何度トライしてもクレカが使えず、最終的には現金を使うことに。お次はブルックリンのラーメン屋でお勘定をする時。これまたクレカが使えず(正確にはアメックスが使えなかっただけでVISAは使えたのですが)現金で支払いました。

ファーマーズマーケットでのホットアップルサイダーやフェリー代など、5ドルもしない小さい買い物の時には積極的に現金を使っていました。ドルを日本に持って帰っても仕方ないし、と頑張って使いましたよ(笑)

飲食時のチップも飲食代と一緒にまとめてクレカで払うことができますし、ホテルでも部屋の清掃やルームサービスを頼まなかったのでチップの現金払いも必要なしでした。

用意した現金75ドルの内訳は1ドル札×50枚+5ドル札×5枚。

10ドルずつクリップで束ねて管理をラクにしておきました。市内のチケットショップと関空での換金所と2箇所で換金しましたが、チケットショップの方が関空での換金よりちょっとお得、くらいのもので為替レートはあまり変わりなかったです。

現金で気をつけることはこの2点かな。

・カードが使えない場合を考慮し、現金も用意すべし

・現金は1~5ドル札で用意すべし(使い勝手が良い)

現金が足りなくなったしまったら、というもしもに備えて、クレカのキャッシング枠も確認しておくと安心感が高まります。キャッシング枠の確認時には、後述する自動附帯の保険についても目を通しておくことをおすすめします。

2.SIMカードは事前に手配

無料WiFiで済ませるかモバイルWiFiをレンタルするかも悩みましたが、SIMカードにして正解でした。理由は「かさばらない・高くない・どこでも使える」の3点。 

今回使用したのはこのSIMカード。

設定さえしておけば、アメリカでも普段通り通信できてストレスフリー。しかもお値段1,850円と安かったです。

SIMカードを使用する際の注意点は、

・SIMフリーか要確認

・設定方法は日本にいるうちに要確認(事前申請が必要)

・SIMカードの保存容器とSIMオープナーを忘れず用意

まず自分のケータイがSIMフリーなのか確認しましょう。

確認方法は「ケータイ SIMフリー確認方法」と検索して調べてください(笑)

SIMフリーでない場合(SIMがロックされている場合)、フリーにするために料金が発生することもあるので前もって調べておきましょう。

 

次に設定方法ですが、mostsimの場合、使用する2日前までに申請が必要です。

申請は使用説明書の通りにすれば大丈夫。SIMを使用するケータイのIMEIや使用期間をネットで申請するだけ。「IMEIって?何を見て、どこに何を書けばいいの?」と頭がハテナマークいっぱいになる方はこちらのサイトをご参照ください。何を隠そう、私もこのサイトを見ながら申請しました!非常に丁寧でわかりやすく説明下さってます。

無事に申請できれば、あとは使用するときにSIMカードを入れ替えるのみです。わたしは機内で入れ替えておきました。SIMカードの入れ替え時に必要なのがSIMカードの保存容器とSIMオープナー

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保存容器は、SDカードの入れ物で事足りました。ここに、SIMオープナーも入れておきましょう。mostsimではオープナーも付属されていたので別途買わなくて大丈夫です。

 

ホテルや公共の無料WiFiに頼った旅行をしたこともありますが、WiFiを探す手間・ストレスからの解放は大きな利点でした。モバイルWiFiの場合、調べてみると1日あたり約250円で借りることもできるみたいです。それでも返すことが面倒だし、通信制限を超えると使えない。何より持ち物が増えるのがイヤでした。

mostsimは通信の不具合はなく、ネットが通じなかったのは地下鉄移動時だけ。ネットも使いまくっていましたが追加料金もなし。使ってよかったです。

3.いつでもどこでもグーグルマップ

一番お世話になったアプリはGoogle Maps。

ルート検索では地下鉄やバスの乗換案内もしてくれるのでホントに重宝しました。

Google マップ -  乗換案内 & グルメ

Google マップ - 乗換案内 & グルメ

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地図をダウンロードしておけば、オフライン時でも地図閲覧できるのも魅力です。今回もSIMが使えない場合に備えてダウンロードしておきました。

4.おすすめアプリ4選

Google Maps以外に使ったアプリは「Uber」「Yelp」「scanner translator」「Currency」。

①Uber

NY旅行の初日、空港からホテルまでの移動に使用。NYに着いたのが21時と夜遅かったのでメトロを使うことに気後れし、Uberを使いました。Uber自体、初利用でした。

翌日からはメトロを現地人並みにガンガン使いまくり、Uberなんて使う必要なかったかなぁなんて気がしなくもないですが、いやいや、ロングフライトで疲れた後に見知らぬ土地で治安にも不安がある状態でメトロを使う苦しみを考えると使って良かったなぁと思っています。

Uber

Uber

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Uberは利用を始める前に登録手続きが必要です。登録の本人確認の際だったかクレカ連携の際だったか忘れましたがSMSでの確認が必要だったので、日本にいるうちに登録手続きをしておきましょう。

②Yelp

飲食店の概要・口コミが掲載されている食べログのようなアプリ。メニューや値段など飲食店の詳細情報を閲覧するときに使用。ただ、ほとんどの場合Google Mapsで事足りました。

Yelp

Yelp

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③scanner translator

英文を日本語文に翻訳してくれるアプリ。Google翻訳よりも翻訳の信頼度が高いです。

「翻訳したい英文を撮影⇒写真から文字を自動読取(しかも、読み取る範囲も指定可能)⇒英語から日本語に翻訳」の流れで翻訳されます。

アメリカ自然史博物館やMOMAなどの展示物に対する説明文をどうしても読みたい時に使用しました。

scanner translator

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④Currency

通貨変換アプリ。瞬時にドルから円へ、円からドルへと計算してくれるアプリです。シンプルなので使い方ももちろん簡単。

「$1.44っていくらやっけ?1ドルは約108円やから、1.44×108で155円か!」と自分で計算するよりCurrency使いましょう。めちゃ早めちゃ楽です。150以上の通貨と国の為替レートに対応しているのでアメリカ旅行以外にも使えますよ。

Currency

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5.海外保険は手持ちクレカのチェックから

クレジットカードには、保険の自動附帯なるものがついている…こんなこと、全然知らなかったんですよ。今回の旅行までは。前回のバリ旅行では、空港に向かっているバスの中で直前申し込み可能の海外旅行保険に申し込みました。3,000円ほどかかった記憶があります。

クレカの種類によって附帯されている保険内容が変わるので、クレカの規定集を確認し、保険加入の必要性を考えてみましょう。保険内容確認の際に、現地で現金が足りなくなった場合にATMから現金を引き出すためのキャッシング枠についても確認しておくと安心感が高まります。

持参するクレカについて確認すべき内容としては

・海外旅行での保険内容

・現地キャッシング利用方法と上限金額

ちなみに、わたしが旅行で必須持参するのはSPGカード(アメックス)楽天プレミアムカード(マスター)です。

この2枚があればケガや病気の治療費や不意にモノを壊してしまった時の賠償金、モノを盗難された時の損害費用など、私が欲しいなと思うものはカバーされているので今回は別途保険には加入しませんでした。カバーできてないのは疾病での死亡保険くらいと思っています。

6.その他もろもろ・・・

①スマホ依存者のためのモバイルバッテリー

気になったらすぐに検索、すごいと思ったらすぐに撮影、と旅行となるとスマホ依存度が顕著になりますのでモバイルバッテリーはちゃんと用意しましょう。

おすすめするのはアンカーさんのアイテム。海外旅行に限らず日常でも大変お世話になっております。

②変換アダプター&変圧器

スマホを充電するためにも電源プラグを確認しましょう。といっても、アメリカでは日本と同じAタイプのプラグだったので変換アダプターは必要ありませんでした。

 

電圧は、日本100Vに対しアメリカは120V。電化製品の消費電力によって変圧器が必要です。スマホやモバイルバッテリーの充電なんかは変圧器不要、ドライヤーは変圧器必要です。使用する電化製品の消費電力を確認しておきましょう。

 ③入国・出国方法の確認(ESTA申請)

アメリカに入国するに「渡航認証許可」を持っている必要があります。その許可を得るための必要手続きが電子渡航認証システム「ESTA」への申請です。

最低でも出発の72時間前には申請が必要といわれていますが、入国に関して直前でバタバタするなんて心臓に悪いので航空券が取れたらすぐ申請しちゃいましょう。

許可内容はメールで届きます。ちゃんと「渡航認証許可」を持っているか、入国審査で問われるのでメール文を写真保存するなり印刷するなり提示できるようにしておきましょう。

【参考】ESTA Online Center

ESTA申請はこちらから

いかがだったでしょうか。

今回は具体的な「モノ」ではなく旅行で必要な身の回りの「ソフトインフラ」を中心に、旅行前に確認しといてよかったこと、知っとけばよかったことを書きました。

きっと、次にアメリカに旅するときは自分でもこの記事を見返すだろうなと思っています。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。旅の参考になれば幸いです。それではみなさん、ごきげんよう。