2人で奈良旅行*冬の打上げ花火と若草山焼を観賞した体験談
山焼きはめーーーっちゃ興奮する!!!
今回は関西で有数のノドカ都市・奈良について記事を書いていきます。
季節は1月、冬の寒さが増してくる時期。山焼きを見てみたい!との欲望に始まり、冬の打上げ花火にも目を惹かれ、行ってまいりました。実は2年連続で行ってしまうほど虜になっている行事の話でございます。
1.スケジュール
まずはスケジュール全貌
2.大阪・京都から若草山へは電車が楽チン
車で行ったこともありますが、電車のが安いしラクチンです。
最寄駅は近鉄奈良駅。花火会場の最寄駅ときくと、人酔いするほどの大混雑を予想してしまいますが、この花火大会はそうでもありません。まぁそれが奈良の魅力です。
ちなみに車はJR奈良駅辺りだと夕方でも駐車することができました。
3.てくてくお散歩*オニ歩き!!
近鉄奈良駅からお散歩スタートです。近鉄奈良駅を出てすぐにある行基さんを拝んで商店街方面へ!
3-1.商店街から若草山公園へ
大通りに出たらこれまた商店街方面へ。 かまぼこにコロッケ…ちょっとした食べ歩きロードです。鹿をモチーフにした小物も多くて目移りします。
商店街を抜けたら左に進み、左に進んで猿沢池に向かいます。
奥には興福寺が見えますね。興福寺は昨年拝観しているので今回はスルーして春日大社へ向かいます。鹿も歓迎してくれてます。
飛火野の大とんど焼き。これだけの大きな火を見るのは興奮しますね。すでに大興奮!!
鹿を愛でながら、戯れながら、春日大社に向かいます。
3-2.春日大社へ参拝
今回は入館料を払って御本殿をじっくり見て回りました。
目を見張る大木は樹齢1000年の大杉。幹回りは8m程もあるそうです。
もう1つの注目はぎっしり連なる燈篭!!3,000基あるらしいです。
徳川綱吉公が寄進された燈篭もありました。綱吉公ですよ!?江戸時代やんか!300年前でこの出来栄え!?
細かな金属加工には驚きです。創立1250年の特別な御朱印もいただきました。鹿のハンコがかわいかったですよ。
4.打上げ花火と若草山焼き
17時過ぎ、メインとなる祭典会場に到着しました!!
祭事の見どころでもある大かがり火近くは人が多いですが、大かがり火から離れるとほどよい人数になってきます。
祭礼会場には大画面が設置されているので、大かがり火から離れていても祭事の様子を見ることができるようになっています。
というか、夏の花火大会ほど人数はいません・・・!!
花火を間近で見るために、一番山手の柵付近に陣取ります。ここでレジャーシートの出番!!
鹿のフンだらけなのでレジャーシート必須です。(昨年は急きょ、コンビニ袋を敷くことに…)
消防団の出発式を見て、じーーっと待ちます。
日が落ちていくのをずっと見る経験はこのときくらいでしょう。
4-1.寒さ対策を万全に!
そして夜になると急激に身体が冷えてきます!!
昨年、ラフな格好したわたしは思い知りました。盆地の寒さ、ナメタラアカン!!ナメタラアカンといって用意するのはハチミツのど飴ではありません。徹底した防寒対策です!!
靴はトレッキングシューズ、靴下も厚手の登山用靴下を着衣。レギンスはもちはだのごくだん。カイロは足底から背中まで貼るカイロで冷えを防止し、貼らないカイロをシャカシャカならして暖をとりました。
さらに、水筒を持ってきたので温かいお茶も飲めるという徹底した守備。
毎年来てるのであろう地元民ぽい方は座布団やひざ掛けをもってきてたり、厚手のレジャーシートを用意していたり一歩先の快適さを見せつけていました。
4-2.お目当ての打上げ花火&山焼き
空がすっかり青黒くなったころ、ステージの大画面に御神火のテレビ中継が始まります。
こちらがじーっと寒さに耐えながら待っている頃、山焼きの元となる御神火は白装束軍団により公園内を移動しています。
松明の列が祭典会場に着くと、大かがり火前で祭礼の儀式を行い、着火します。
厳かなるキャンプファイヤーです。
大かがり火をもとにして、消防団が花火の着火に向かいます。山焼きにも使われます。
いつ導火線に火がつくんや~?とその時を待っていた瞬間、打上げ花火が始まります。
いい!!めっちゃいい!!体感とは全く別ものを見ている感覚にただただ興奮する!!!
最後の大花火が打ちあがると、山焼き点火です。
轟々と、風に乗って炎が広がっていきます。
ただただ興奮。そして燃え盛ったな、と目に焼き付けた途端、下山します。笑
見るべきものは見た、との満足感でスタコラサッサと下山。民族大移動のように道いっぱい広がって近鉄奈良駅に向かいます。
駅近くのカレーを食べて解散しました。
5.まとめ
あぁ…今年も恒例行事がおわってしまいました。春日大社は12月に開催される御祭に行った時から好きで、心が鎮まる神社の1つです。来年はどこを散歩しようかしら。
それではみなさん、ごきげんよう。奈良の地元民によれば、お水取りも迫力があっておすすめだそうです。